「Indeedとマイナビ、結局どっちが採用しやすいの?」——中小企業の採用担当から本当によく聞かれる質問です。名前は知っていても、何がどう違うのか はあいまいなまま、という方は少なくありません。
この記事では、両者の違いを ①料金体系 ②エリア ③運用の自由度 ④リーチ の4点から中立的に比較し、自社にはどちらが向いているか を整理します。
前提:そもそも何が違う?
まず大きな前提として、課金のしくみがまったく違います。
- マイナビ:掲載時に 固定額を前払い(前課金)するモデル。掲載すれば求人が載る。
- Indeed:掲載自体は 無料。クリックされた分だけ課金される(リスティング広告に近い)モデル。
なお、Indeedはリクルートが運営しており、リクナビNEXTなどとも連携しています。日本の求職者の多く(一説には約8割)がIndeedに触れる と言われるほど、リーチの大きい媒体です。
違い①:料金体系(前課金 vs クリック課金)
| マイナビ | Indeed | |
|---|---|---|
| 課金 | 前課金(掲載時に固定額) | 掲載無料+クリック課金 |
| 始めやすさ | まとまった予算が必要 | 月数万円の少額からOK |
| 予算管理 | 掲載枠で決まる | 上限設定が可能 |
マイナビは「◯◯万円で掲載し、200〜300応募を一気に集める」ような使い方。Indeedは 少額からスタートでき、上限も設定できる ため、予算に不安がある企業でも始めやすいのが特徴です。
違い②:エリア(首都圏 vs 地方)
マイナビは首都圏に強く、地方はやや集まりにくい 傾向があります。一方 Indeedは地方でも集まりやすい。理由はシンプルで、掲載が無料なぶん 地方の企業も数多く載っている → 求職者から見て「選べる会社が多い」状態になり、そこに人が集まるからです。
有料掲載が前提のマイナビは、地方だと掲載企業自体が限られ、求職者が見に来ても選択肢が少なくなりがちです。地方採用なら、まずIndeed と考えてよいでしょう。
違い③:運用の自由度(求人の書き換え回数)
意外と見落とされがちですが、ここが成果を大きく左右します。
- Indeed:求人の 書き換えが無制限。複数パターンを 同時並行でテスト することもできる。
- マイナビ:書き換え回数に上限がある(3回程度など、プランによる)。
採用は「一度出して終わり」ではなく、打ち出し方(見出し・文面・写真)を変えて、応募率の高いものを見つけていく のが成功の鍵です。「10万円ずつで複数パターンを試し、良かったものに予算を集中する」といった運用ができるのは、書き換え自由なIndeedの強みです。
違い④:どんな層を採りたいか
「Indeed一択」と言い切れないのが、採りたい人材の層 です。媒体には得意・不得意があります。
- ボリューム層(一般職・現場職・いわゆる中堅大学ゾーンなど) → Indeedが費用対効果◎
- ハイクラス・専門性の高い層 → ビズリーチなどのほうが向く
- 特定の専門職(例:美容・医療系) → 業界特化媒体(リジョブ、ジョブメドレー等)
自社が採りたい層がボリュームゾーンなら、Indeedはコスト面でも有利です。
結論:多くの中小企業はIndeedが始めやすい
4つの違いをまとめると——
- 料金:Indeedは少額から、マイナビは前課金でまとまった予算
- エリア:地方はIndeed、首都圏はどちらも
- 運用:Indeedは書き換え無制限でテストしやすい
- 層:ボリューム層はIndeed、ハイクラスは別媒体
地方・少額スタート・一般職/現場職の採用なら、Indeedが始めやすく費用対効果も高い。マイナビが向くのは「首都圏で、前課金で一気に母集団を作りたい」ケースです。
ただし、どちらを選んでも 「載せて終わり」では成果は出ません。原稿を磨き、改善を回すことが前提です(応募が集まる求人票の書き方もあわせてどうぞ)。
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